ガスキキ! - 腕利きのガス機器設置事業者がわかるメディア » 浴室暖房乾燥機(ガス式)の設置について知っておきたいこと » 浴室暖房乾燥機(ガス式)の寿命

浴室暖房乾燥機(ガス式)の寿命

このサイトは日本ガス機器検査協会をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

浴室暖房乾燥機(ガス式)の寿命はどのくらいなのか、気になっている方もいるのではないでしょうか?

多くのメーカーが耐用年数を10年ほどで提示しており、一般的には、10~15年ほどが目安だと言われています。当記事では、浴室暖房乾燥機(ガス式)の寿命はどのくらいなのか詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ガス式浴室暖房乾燥機の寿命は約10年

ガス式浴室暖房乾燥機の寿命や交換を検討する時期は、一般的に約10年がひとつの目安とされています。実際にノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスといった主要メーカーの情報を確認すると、いずれも標準使用期間をおおむね10年前後と案内しています。内部部品は長期間の熱や湿気の影響を受けやすく、年数が経過すると性能低下や故障のリスクが高まります。

参照元:ノーリツ公式サイト(https://www.noritz.co.jp/aftersupport/hosyu/bathroomheater_tenken.html)
参照元:リンナイ公式サイト(https://www.rinnai.co.jp/safety/system/info/ground/)
参照元:パロマ公式サイト(https://www.paloma.co.jp/product/torikae/useful/knowledge02.html)
参照元:パーパス公式サイト(https://www.purpose.co.jp/faq/detail/18)

法定点検は必要?

以前は対象となっていた浴室暖房乾燥機ですが、2021年の法改正により、現在は法定点検の対象から外されています。そのため、法律上は定期点検を受ける義務はありません。ただし、各メーカーはおおむね10年前後での交換や点検を推奨しており、安全面を考えると定期的なチェックは欠かせません。異音や異臭、暖まりにくさなどの変化があれば、早めに専門業者へ相談することが安心につながります。

参照元:【pdf】経済産業省:消費生活用製品安全法施行令改正に関する解説(消費者向け) 2021年度版

これって寿命?ガス式浴室暖房乾燥機の異変

浴室暖房乾燥機(ガス式)は、どのようなタイミングで交換すればよいのかわからない方もいることでしょう。電源が入らない・異臭がする・パワーが落ちたなどの症状が見られれば、メンテナンスや交換を行うのが望ましいです。

ここでは、浴室暖房乾燥機(ガス式)でよくある異変について解説しています。

電源がつかない

浴室暖房乾燥機(ガス式)のリモコンのスイッチを入れても電源が入らない場合は、原因として、部分電盤の電源ブレーカーが落ちてしまっているケースが多いため、分電盤を確認してみましょう。ブレーカーに問題がない場合、浴室暖房乾燥機に異変が起きた可能性があるため、業者へ連絡してみましょう。

異音がする

浴室乾燥機を使用している際に異音がすることがあります。異音は、ファンやモーターの不良で発生する可能性があるのです。通常の稼働音なら、問題ないとされていますが、これまでしなかった音がするようになった場合は、一度点検をしておきましょう。

経年劣化をはじめ、汚れ・錆び・オイル不足などが原因と考えられます。ファンやモーターの交換やオイルの補充だけで済む場合は、高額になりにくく、交換ではなく修理で済むケースもあります。まずは、点検を依頼するのが望ましいです。

異臭がする

異臭がする場合、点検を行ったほうがよいタイミングの一つです。故障の場合は、修理や本体の交換が必要ですが、ホコリ・カビが原因で異臭がする場合、掃除で改善することもあります。掃除する場合は、フィルター・ファンなどを取り外して洗い、乾燥機の奧のホコリやカビ汚れを落とすクリーニングが必要です。

定期的な掃除やメンテナンスをすると、寿命は長くなりやすいですが、汚れがひどく異臭がする際には、交換を検討するのもよいでしょう。

パワーが出ない

浴室乾燥機の暖房機能を使用しても、パワーが出ない・効きが悪いケースでは、点検や交換を検討する時期。しかし、フィルター清掃で改善する可能性もあるため、まずは自力で清掃して確認してみましょう。もし、フィルター掃除をしても変わらない際には点検を依頼するのが望ましいです。

自分で分解して無理に掃除をしてしまうと、故障の原因となる場合もあるため注意が必要です。

寿命が来たら「修理」よりも「交換」がおすすめ

メーカーの部品保有期間(約10年)の壁

多くのメーカーでは、浴室暖房乾燥機の補修用部品の保有期間を製造終了後約10年と定めています。そのため、使用年数が10年を超えると、故障しても必要な部品が手に入らず修理できないケースが増えます。結果として修理を依頼しても対応不可となる可能性があり、長期使用機器ほど交換を前提に考えた方が現実的です。

修理費用と交換費用の比較

使用年数が浅い場合は修理で済むこともありますが、10年前後経過した機器では修理費用が高額になりがちです。部品代や技術料を重ねると、新しい機種への交換費用と大きな差が出ない場合もあります。今後の故障リスクを考慮すると、追加修理を繰り返すより、早めに交換した方が結果的にコストを抑えられるケースも少なくありません。

最新機種への交換で得られる3つのメリット

最新の浴室暖房乾燥機に交換することで、省エネ性能の向上、安全機能の強化、操作性の改善といったメリットが得られます。ガス代の節約につながるだけでなく、使いやすさや安心感も向上します。長期的に見ると、快適性と安全性を両立できる点が大きな魅力です。

浴室暖房乾燥機の交換について

賃貸物件の場合はまず管理会社へ連絡を

賃貸住宅に設置されている浴室暖房乾燥機は、設備として扱われるケースが一般的です。故障や寿命が疑われる場合でも、自己判断で交換せず、まずは管理会社や大家さんへ連絡しましょう。契約内容によっては、修理や交換費用を貸主側が負担する場合もあります。常にコミュニケーションを取りながら対応することにより、スムーズに進められるでしょう。

交換費用

浴室暖房乾燥機の交換費用は、本体価格に加え、基本工事費、既存機器の撤去および廃棄にかかる処分費用で構成されます。機種や設置状況によって総額は変動しますが、事前に内訳をきちんと確認しておくことができれば、後から費用が増加するなどのトラブルを防ぐことができます。

消費者代表・喜々子さんのまとめ

ガス式浴室乾燥機の寿命は、一般的な目安として約10~15年とされています。異変が生じると、電源が入らなかったり、異音・異臭がしたりすることもあるため、このような症状が見られた場合は、交換やメンテナンスを依頼するようにしましょう。

ガス式浴室乾燥機の交換をする場合は、ガス機器設置スペシャリスト(GSS)の資格を所有する事業者がおすすめです。当サイトでは、ガス機器設置や交換に関する情報を掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。