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ガス機器設置スペシャリスト資格を取得するにあたってかかる費用、取得した後にかかる費用などについて詳しく見ていきましょう。
目次
ガス機器設置スペシャリストになるためには、専門的な講習の受講から始まり、その後資格試験の合格を経て資格が授与されます。全体的な費用としては受講料、登録料です。
講習と試験にかかる費用は、受講料として51,500円、登録料として7,200円(保険料2,100円を含む)となっています。
参照元:日本ガス機器検査協会(https://www.jia-page.or.jp/seminars/gss/new/)
日本ガス機器検査協会の公式ホームページから、試験概要の確認と受験の申込みが行えます。「JIA講習システム」に登録をすることで、マイページから入金できます。(期日までに支払いを終えてください)
新規ユーザーの登録には、氏名・生年月日・メールアドレスのほか、自宅の住所や勤務先の所在地等を入力する必要があります。なお、一度登録すれば新規講習の申込みだけでなく、更新講習の申し込みも可能になります。「お申込中の講習」の欄が「本申込」に変われば申し込み完了です。
資格取得後、資格継続のため3年ごとに更新講習を受ける必要があり、更新講習料として13,400円がかかります。更新講習を受講しないと、1年間の停止を経たのち、資格を失効してしまうので注意が必要です。
3年ごととはいえ決して安い金額ではありませんが、ガス機器設置スペシャリスト資格には、資格保有者を対象とした保険制度が適用されており、設置業務の結果に起因した賠償責任を負った場合や、作業中の事故に起因する賠償責任を負った場合などに100万円まで補償されます。
これは2024年4月から施行された新しい保険制度で、これまでに資格を持っていた方も、更新のタイミングから順次適用されるものです。
参照元:日本ガス機器検査協会(https://www.jia-page.or.jp/seminars/gss/update/)
受講の申し込み後、マイページから実施日と開催場所の確認ができます。開催場所は2つあり、東京都か滋賀県のどちらかでの受講となります。どちらも月に2度ほど講習を開催していますが、定員があり、大体開催の1か月ほど前になると席が埋まってしまうので注意が必要です。
新規講習は3日間に及ぶので、遠方から参加される方は宿泊先を用意することが必要になります。
日本ガス機器検査協会
中山 勝己さん
一般財団法人 日本ガス機器検査協会は、ガス機器、ガス警報器、燃料電池等の検査・認証、水道に接続される給水装置の検査・認証、ガス工作物使用前検査や、ガス主任技術者試験事務、ガス機器設置スペシャリストといったガス機器設置に関する資格の教育講習など、幅広く活動している法人です。
サービスを通じて、消費者の安全で安心な暮らしに貢献し、いつの時代にも社会に必要とされる存在であり続けることを理念に掲げ、安心・安全なガス機器工事が行われるよう努めています。